最近、近所にある造成地の横を通りました。標識を見ると300坪に6棟。1棟あたり50坪ということですね。
都会ではよくある光景、平均的な敷地だと思います。でも僕は変わっているので、つい森の別荘地との比較をしてしまいます。

森の別荘地なら最低でも100坪、なかには300坪という土地もあります。都会で6棟、森なら1棟~3棟というイメージですね。
こんな窮屈なところで暮らすために、5000万円を超えるようなお金を用意し、狭い家のために一生ローンを払い続ける・・・それって何なんだろう?その場で立ち止まってしまいました。
あなたも「こんなに頑張ってるのに、ローンに追われながら、何のために働いているんだろう・・・」と感じることはありませんか?
忙しい毎日に追われていると、立ち止まることもなく、がむしゃらに時間だけが過ぎていくのも現実です。
もしそのお金と時間を「自分の手で暮らしをつくる」ことに使えたら?そんな問いから、僕たちは森を拠点に働き暮らすライフスタイルを始めました。
Q1. なぜ都会の暮らしは「息苦しい」と感じるのか?

都会での生活は便利です。交通、仕事、教育、買い物、すべてが近くにあります。
でも、その便利さの反対側に、高い家賃や住宅ローン、時間のロス、ストレスを背負っている人が多い。
共働きでも年収500万円台では、郊外の中古住宅でさえ4000万円を超えるのが現実です。
物価高騰で毎月の支払いに追われながら、家族の時間や心のゆとりが削られていく——。
「便利さ」と引き換えに、「自由」を失っていることに気づいていない人も少なくありません。
Q2. 地方や森で暮らすメリットは?「お金と時間の自由」

地方での森の暮らしは、コスト構造がまったく違います。
例えば僕たちが住む別荘地なら、100坪強の土地が驚くような価格で見つかります。
中古別荘をリフォームして住む人や小さな平屋をセルフビルド(自分で建てる)するような人も少しずつ増えています。
その代わり、何十年も手が入っていない荒れた土地はイチから自分たちの手で手入れしないといけません。
都会にあるような整然と区画された土地ではないんですね。
そのことを手間と考えるのか、自分の手で暮らしをつくっていけると考えるのか。人によって感じ方は違うでしょう。
そして何より、時間の使い方が変わります。朝、鳥の声で目が覚め、庭でコーヒーを淹れてボーっと景色を名眺める。
そんな「あたりまえ」の時間こそが一番の贅沢だったりします。
お金のために働く日々から「生き方を選ぶ日々」に変わる。そんな暮らし方が待っています。
Q3. 森の100坪でどんな暮らしができる?

森の100坪の土地は、ただの土地ではなく「自由の空間」です。木を伐採したり、草を刈ったり、土地をスコップでならしたり・・・
庭が整えば小さな畑で野菜を育てたり、薪棚をつくったり、小屋を建てて仲間と集う場所にもできます。
季節ごとに表情を変える自然の中で、手をかけるほどに愛着が深まっていく。森の暮らしは「買う」暮らしではなく「育てる」暮らしです。
便利さよりも手を動かして生きる実感。それが森の100坪が教えてくれる本当のゆとりです。
Q4. 地方移住や二拠点生活は、仕事を諦めること?

いいえ、むしろ新しい働き方のチャンスです。
ちなみに僕は現在、信州小諸の森を拠点に暮らし商売をしています。講演出張などあるときは都会の家から出向く仕事に合わせた働き方をしています。
世の中的にもそれなりに多くの仕事がリモート対応可能。
僕の知人にも「週3日は都内勤務・週末は森で暮らす」という二拠点ライフを実践している人を見るようになりました。
「地方=仕事がない」というのは昔の話。オンラインでの副業、地域おこし協力隊、リノベーションやクラフトなどの手仕事も広がっています。
「地方で小商い」はこれからの時代、キーワードになるでしょう。
自分らしく働ける環境を自分で選ぶ。それがこれからの「暮らし方の自由」です。
Q5. 森の暮らしのデメリットは?「それも豊かさの一部」

森を手入れするには手間が掛かります。草は伸びるし、虫も出る。天候に振り回されることもそれなりにあります。
でも、それを「不便」と感じるか「自然」と受け止めるか。そこには価値観の違いがあります。
森の暮らしは、少しだけ便利さを失う代わりに「自分を取り戻す時間」を手に入れることができる。
完璧を求めるより、「今あるものを大切にする」暮らしへ。その変化こそが心の豊かさにつながるのだと思います。
まとめ

あなたにとって人生で大事にしたいものって何ですか?立派な家?便利な街?そればかりではないと思います。
朝の光、木々の香り、家族や誰かと素直に笑い合える時間——。
そんなあたりまえを大切にできる暮らし。僕たちが森で見つけた「本当の豊かさ」です。あたりまえの反対語はありがとう。まさに言葉の通りです。
都会で疲れたら、少し立ち止まってみてください。「豊かさ」の定義は、あなたの手の中でいくらでも描き直すことができます。
まずは森へ一度を足を運んでみてください。小さな体験こそ新しい景色への第一歩です。
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