はじめまして。森プラス不動産の三宅哲之と申します。
このサービスは、「森の中での暮らしに想いを寄せた人」が最初の一歩を安心して踏み出せるようにと立ち上げた「暮らし手による、暮らし手のための物件同行サービス」です。
「こんな不動産屋がいてくれたらよかったのに・・・」自分たちの原体験が出発点。
僕たち自身、山林の土地を探していたとき、何軒もの不動産会社を訪ねました。
でも、どこに行っても「家を建てるには条件が悪いですね」とか、「このへんはインフラが通ってないので無理ですよ」挙句は「いったい何がしたいんですか?」といった対応ばかり。
こちらから質問しないと相手は何も言ってくれない。そのうち質問することがわからなくなる・・・こんなことばかり経験しました。
「いや、そういうことを聞きたいんじゃない」
「理想の暮らしを形にするための視点で、一緒に考えてほしい」
でも、多くの不動産会社は売買や仲介を完了させることが目的。僕たちが大切にしていた「暮らしの価値観」や「森の時間」「森でやりたいこと」には、なかなか目を向けてもらえませんでした。
もしかしたら忙しくてこんな話に時間をかけていられないとか、そもそも理解できなかったのかもしれませんね。
だから、自分たちで現地を歩き回り、山林を見て、気候を調べ、情報をかき集め、何年もかけてようやく今の森フィールドと出会いました。
「買う側」「売る側」「住む側」としてのリアルな体験があるから、伝えられること。
これまで僕たちは、中古マンション、新築マンション、一戸建てなどいわゆる一般住宅においても「買う側」「借りる側」、「売り側」「貸す側」を何度も経験してきました。
そのたびに感じたのが、「素人にはわからないことを誰もちゃんと説明してくれない」というモヤモヤです。
本当に知りたいことに答えてくれなかったり、都合の悪いことはぼかされたり、その場しのぎの対応を目の当たりにしたり、こちらの暮らしに本当に合うのかの視点はありませんでした。
そして宅建業者となった今、こんなふうに思います。
■ 買う人の立場に立てる人があまりにも少ない。
■ 暮らしをつくる視点で寄り添えるプロがほとんどいない。
だからこそ、自分がなりたかった「こんな人がいてほしかった存在」になろうと。
このサービスは、売るためではなく、本当に自分の暮らしに合う選択ができるように、一緒に考え、歩いていくためのものです。
僕たち自身の迷いと不安、失敗と納得の体験があるからこそ、「あなたの立場で考える」ことを何より大切にしたいと思っています。
二拠点生活、移住、自宅セルフビルド——「実践者」としての視点で伴走します。
7年以上の二拠点生活を経て、現在は長野県・小諸の森で暮らしています。自ら開拓した山林に、小さな家と離れをセルフビルドしました。
この体験を通して痛感したのは、「土地探しは、“モノ探し”ではなく“暮らしづくりの起点」だということ。自然環境、インフラ状況、気候や風向き、近隣との関係、そして何より「その人にとって本当に心地よいか」ということ。
こうした視点は、不動産情報だけでは決してわかりません。だからこそ僕たちは、「物件を見るときの視点そのもの」を一緒に育てていくことを大切にしています。
信頼できる、現地にいる知り合いのような存在でありたい。
「まるで、現地にいる信頼できる知り合いに、暮らしや土地の相談をしているようでした」
以前、サービスを体験された方がこんなふうに言ってくださいました。それは、僕たちがこのサービスで目指している姿そのものでした。
二拠点生活そして移住を経験した中で、正直「誰に相談したらいいか分からない不安」はとても大きなものでした。
だからこそ、不動産屋でも、行政窓口でもない、「暮らしと気持ちに寄り添ってくれる誰か」が必要だと思ったんです。
今は逆にその立場となって、「森の暮らしの入り口」を伴走することが自分の役割だと感じています。
そのために、正直に、ていねいに、一緒に土地を歩きます。
あなたの「暮らしの芽生え」に、安心と納得を添えて。
森の暮らしは、時に不安もあります。でもその分、自分で選び、自分でつくる実感は、かけがえのないものです。
最初の一歩でつまずいてほしくない。
だからこそ、この「暮らしの芽生え」のタイミングにこそ寄り添いたい。
そんな思いで、このサービスを育てています。
あなたの「森とつながる暮らし」、一緒に探していきませんか?